防犯カメラは犯罪を抑止する効果に優れるため、公共の場所においても設置されることが増えています。静岡市においても、市民と警察、行政との連携のなかで防犯活動を推進していくことを必要とし、補助金を交付して防犯カメラの設置を促進する取り組みを行っています。静岡市の防犯カメラ設置と運用についての取り組みを詳しく解説いたします。

地域の自主的な防犯活動を支援するため、街頭防犯カメラを設置する団体に対して設置費の一部を補助するとしており、対象は自治会や町内会又は地区安全会議で、補助率は街頭防犯カメラ1台あたり10分の9以内、上限額は30万円となります。1団体あたり最高2台までが補助の対象です。

街頭防犯カメラのカタログや見積書を電気工事店などから取り寄せ、各団体で設置場所などを話し合い、静岡市市民局生活安心安全課へ相談の上、交付の手続きに進むという流れとなります。

ガイドライン策定の目的は、防犯カメラにおける犯罪防止の有効性と個人のプライバシーの保護との調和を図り、市内における公共空間を対象とした街頭防犯カメラを設置又は運用する者の適切な管理及び運用を推進することになります。

防犯カメラの設置や画像の取り扱いにあたっては、管理運用する人が個人のプライバシーを侵害することのないよう十分に配慮する必要性についてうたわれています。街頭防犯カメラにより記録された特定の個人を識別することができる画像は「個人情報の保護に関する法律」の個人情報に該当するため、適正に処理されることが必要となります。

補助金を活用して防犯カメラを設置するにあたっては、個人のプライバシーを侵害することがないように、ガイドラインに従って適切な管理・運用を行うことが必要です。安易なカメラ設置は無用なトラブルを引き起こすこともありますので、地域性を熟知した防犯設備士などの有資格者に依頼することをおすすめします。

アース電設株式会社では静岡市・富士市を中心に、地域に密着した防犯システムの設置を行っています。単なるカメラ設置工事ではなく、従業員の入退室管理や危険防止など、コスト削減・業務効率化にもつながる様々な用途をご提案いたします。店舗や工場などに防犯設備を導入したい場合は、アース電設株式会社の防犯設備士へぜひご相談ください。